お目当てのkehre.が出るのは19時半だったので、開演時間を
すっかり勘違いしていた模様。
行く前にもう一度、オフィシャルで時間を確認して、びっくり。
18時とか思っていたら17時半やった。
あぶねぇあぶねぇ。

で、今回の企画って、「ゴスロリバイブル」でもお馴染みのタロオさんが
仕掛け人だったりするので、出演者にもスタッフさんにも「ゴスロリバイブル」
関係者がいっぱい。売り子さんとしては、あきこさんとか、魔名夢が
来ていたらしいし、DJはお馴染みWAKANAさんだし、出演者には
やっぱり「バイボー」のYUKIYAとか聖黎邪さんとか。
いつものバンギャのゴスロリじゃなくて本当にゴスイベントのお客さん
みたいなコルセットバリバリのゴスロリがいっぱいいるよぉ。

その中で首からスタッフ用の名札をかけた、あからさまに場違いな女性2人の
名札をよぉ〜く見ると、何と「Cure」って書いてある。
「Cure」は今度は、「ゴスロリバイブル」をネタに生きていくつもりらしい。

お願いだから今度のkehre.の2マンには来ないでくれぇ!!!!
って心から思った。

では、感想です。

1.MANDRAGORA
ビジュアル的にはOK。って言うか、かなり気になる存在でした。
でもね、でもね。この人、大きいのよ。
舞台に立つと映えまくりな訳。何となく無駄に微妙な感じが。
音楽的には多分ゴシックメタル?かなぁ。
で、一人な訳よ。衣装もゴス系で結構、地味に派手だったりして。
声質は無駄に太い?って言うか、高い声と言う訳でもなくデスヴォイスの
ような低く地響きするような声でもない。
中間か?でも、ゴシックメタル系の人にはこういう人結構いるよね。
わしは、好みじゃないなぁ。

2.Sweetess Coma
黒服系ロックにインダストリアルが微妙に気持ちだけ入ったみたいな。
ビジュアル系の最近の流行にも似ていなくはないけど、deadmanとかには
近いのかもしれないけど微妙に違う。
どうカテゴライズしていいのか、本当に迷う感じ。
アンケートにもどんな感じか問う質問があったんだけど。
暗く陰鬱な黒服系ロックには違いない。しかも、結構好きな感じ。
「蟻塚」系が好きな人にはいいかも。

3.meltdown i scream
ゴスロリバイボーでおなじみのyukiyaが一人。
って言うか、変態系自作自演家って一体、何?
ゴスロリバイボーのyukiyaを期待している人がいたら、申し訳ない。
って感じで、ベージュとグレーの間の微妙な色具合のつなぎを着て
出てきた。しかもMCが寒い寒い。しゃべる度に男性客の失笑を買ってる。
しかし、最前には常連の女の子が3人ほど。
で、ギャル系なのはどうしてなんだぁ!!!!!
その中に誰一人としてゴスロリがおらん。それって、変態だからなの?
「前へ来て、早く」と煽るので、後ろにいたお客さんがいっぱい
前に詰めてった。しかし、その後の煽りでは、やっぱり、お客さんの失笑を
買っていた。まるで、LaReineのライブのようだった。

4.聖黎邪
この人、原宿ラフォーレに1月末まであったカリーナ・エ・アルルカンで
実際に見たことがあるのですが、女の人じゃないですよねぇ?
だって、上半身の肩のとこの筋肉が激しく男の人なんですけど。
細いけど骨格も違う感じがするけど、どっちなんだろう?声も低いな。
音的にはバロック音楽なのでバリバリ、クラシカルな訳ですが。
上手のヴァイオリンの女の人とのからみのMCが、かなり笑える。客を
飽きさせん。素晴らしい、その根性。その面白いMCを見るためだけでも
いいよ。その後ろで淡々とチェンバロンを弾いているお姉さんが麗しくて
素敵だった。
でも、カウンターテナーって名乗ってるくらいだから、男性のような
気はするんだけど。謎な人だ。

5.kehre.
我らがkehre.。予定通り19時半からでした。
幕が閉じてる間に出てくる司会進行のドラッククィーンのお姉さんがかなり好み。
大きくて明らかに男性って認識できるけど汚い系じゃないとこがいいなぁ。
前の聖黎邪さんが5曲ほどやっていたし、yukiyaの前のバンドも同じくらい
やってたから、kehre.もそれくらいやるものと思っていたのですけど
意外に3曲でした。
多分やったのは、新曲?とオムニバスCD収録の「イコノソフィア」と「洗浄」。
karaさんたちは、今日は私服っぽいラフな格好でした。
途中で倫様のギターにトラブルがあったようですが、もの凄くよくて大満足。
4/25はドイツのレーベルから音源発売で、その前日の4/24は初台ドアーズ
で2マンがあります。もちろん予約済みな訳ですが、その日、先行発売とか
あったらいいのに。とか思います。

6.no holds barred
ここもやっぱり服装だけで判断したらいかんよなぁ。ってバンド。
まぁ、タロオさんのお眼鏡に叶うだけに、軽そうな外見とは裏腹にかなり、
ヘビーな感じの音楽でして。ラフなトレーナーとか着てる場合じゃない
やろぉ?みたいな。
フロントの3人の弦楽器隊よりもドラムの激しくヘビーな演奏が
とても気に入りました。
まだ、音源は出ていないそうですが、ある意味ダークホースなのかも。

7.RED SUN
女性ヴォーカルとギターの男性のユニット。
アングラなとこでは、この編成スタイルが意外に多い。
始まる前に、お前ら今までどこにいたんだよってくらい、バンギャっぽいのから
ロリータなのまで、女の子たちが前の方に、ずどど〜と並び始めたので、
ビジュアル系?が出る訳ないよなぁ?
と思って、状況をうかがっていると気持ちいいくらい、いい感じの女性
ヴォーカルの声が聞こえてきた。
渋谷系とは明らかに違う感じ。karaさんも上手いけど、ここのヴォーカル
さんも声質いいし、かなり上手い。女の子は好きかも。

8.顔がない
何か、ヘッドフォンをつけると左から1曲、右から5曲聴こえるマニアの
コレクター魂に火をつけそうな作品ができたらしい。
ヴォーカルが何で、ここまで待たされて出演するのかよく分からん。
って言ってたけど、たしかに。
下手のベースの人が頭から黒い袋?みたいなのを被っていて目だけ出てる。
ドラムの兄ちゃんはかわいらしいし、上手のヴォーカル兼ギターは
サングラスで、やる気がなく見えるのは気のせい?それとも、そういう
スタイルなの?(そういうスタイルだった)
アングラなだけに、かなり変わった演出?だった。

9.ゾンビロリータ
ロリータってつくけど明らかに黒色すみれの対極。
演奏部隊と踊り部隊とヴォーカル部隊の三つどもえ。しかも、ヴォーカルは
一定じゃなくて、2人ずつ×3回転くらい?
黒いブラジャーは衣装だと思うけれど、白いそれは、衣装なの?
下着じゃなくて?男性じゃなくても、かなりドキドキ。
自虐系ロリータで演奏はウルトラヘビー。女の子達がSleepwalkをやったら
こんなんなりました。っていうお手本のような。
ここはやたらと前の方に男の人たちがゾロゾロ。外人さんとかもいました。
音源的には外人受けしそうです。わたすが、かなり頭を振ってたくらいです
から。見ごたえはあるけど、激しく頭を振ってる訳じゃないのに、首の
筋肉が疲弊するのは何で?って感じ。
黒色すみれは元気が出てくるけど、ここは疲れ果てる。

それにしてもDJ WAKANAさんの選曲はかなり自分の好みにガッツリで
いつ聴いてもお気に召せます。
いいですねぇ。たまには、こんなのも。

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